あなたの家に「床の間」はありますか?
「掛け軸や壺を飾る以外に使い道なんてあるの?」
「よくわからないから、とりあえず荷物置き場にしてしまっている」
という方も少なくないのではないでしょうか。
今回はそんな「床の間」にまつわる豆知識をご紹介いたします。

床の間は、室町時代に書院造とともに確立されたとされています。
当時の武家社会では、客を迎える座敷に掛け軸や花、香炉などを飾る習慣がありました。
それが江戸時代以降は上層農民や町人の住まいにも広がり、明治以降には一般庶民の住居にも
取り入れられ、「客間の中心」として床の間が定着していきました。
つまり床の間とは、住む人が「ここに来てくれた人を大切にする」という気持ちを形にした空間。
現代でいうところの、ちょっとこだわったウェルカムディスプレイのようなものだったわけです。
床の間は、いくつかのパーツで構成されています。
●床柱(とこばしら) 床の間の脇に立つ柱。丸太や変木など、あえて個性的な素材が使われることが多く、その家の”格”を示す部分とも言われました。
●床框(とこがまち) 床の間の床面と畳との境目に渡された横木。段差を生み出す部材です。
●落とし掛け(おとしがけ) 床の間の上部、掛け軸を飾る部分の上に渡された横木。床の間全体の「額縁」のような役割を果たします。
それぞれに名前があり、素材や形が職人の腕の見せ所でもありました。
古い家の床の間をよく見ると、当時のこだわりが随所に感じられます。
とはいえ、現代の暮らしに掛け軸や花をきちんと飾る習慣がある家庭は、
そう多くはないかもしれません。
実際のところ、床の間は「物置になってしまいがち」な空間の筆頭格です。
リフォームの際に撤去してフラットな洋室に変えるケースも、近年では珍しくありません。
一方で、ディスプレイ棚として活用したり、デスクを置いて趣味のスペースにしたり、
あえて和のインテリアを楽しむ空間として見直されているケースもあります。
「どう使うか」を自分なりに決めてしまえば、実はとても使い勝手のいい空間でもあります。
床の間はもともと「来てくれた人を大切にする」ための空間でした。
その精神を受け継ぐも、現代流にアレンジするも、住む人の自由です。
古くからの知恵が詰まった空間を、ぜひご自身のお好みに合った形で活かしてみてください。
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